2020-11-17 第203回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
アメリカのイーライリリー社のものは、現在、第三相試験までが終わって、緊急使用許可が出ております。 実は、この抗体が人工モノクローナル抗体と呼ばれるんですけれども、その原理といいますのは、このちょっとわかりにくい図ですけれども、まず、リンパ球というのは、いろいろなクローンから成っていると言われています。
アメリカのイーライリリー社のものは、現在、第三相試験までが終わって、緊急使用許可が出ております。 実は、この抗体が人工モノクローナル抗体と呼ばれるんですけれども、その原理といいますのは、このちょっとわかりにくい図ですけれども、まず、リンパ球というのは、いろいろなクローンから成っていると言われています。
米国の製薬企業イーライリリー社がカナダ政府を訴えた事例については、イーライリリー社の製品が取得していた特許について、その製品に有用性がないということを理由にカナダ連邦裁判所が無効とする判断を下したと、こういう事例がございまして、これを受けてイーライリリー社がNAFTAの規定に基づいてカナダ政府を相手取って二〇一三年に仲裁に付託したものというふうに承知しております。
カナダ政府は米国製薬会社イーライリリー社の注意欠陥多動性障害治療剤の臨床実験数が不十分であるとして許可を与えず、会社はこれをカナダの最高裁判所に持ち込んだが、カナダの最高裁判所はこれを却下。今度は、イーライリリー社はISD条項でカナダ政府を訴え、その額は約一億ドルです。 憲法では国会が最高機関となっておりますけれども、ISD条項はこの法律を裁くのです。日本では最高裁の判決が最上位です。
これはまだ現在係争中なんですけれども、むしろこれは、アメリカの市民団体がイーライリリー社を、そんなことで提訴するのはおかしいじゃないかということで非難声明を出した、こういう話もあるんです。 以上三点、いろいろなケースを申し上げました。